2007年03月12日

その後

コインランドリーでの出来事の後のことは思い出せないのだけど。

私は結局
自分の過去の恋愛をその人に告白した。

その人は、殴ったことを私に謝った。

俺はお前のこと本気で好きだと思っているから、自分の過去を全て知って欲しいと思って話した。
お前のことも全て知りたいと思った。
お互いの過去も全て知って、嘘のない関係になりたいと思ったのに・・・
お前が俺に隠し事をしようとしたことが許せなかった。お前が好きだから。好きだから殴った。
そんなことを言われたと思う。

そんな風に自分のことを思ってくれているのに
私はなんてことをしてしまったのだろう。
その人の信用を回復しなければ!

私は
そう思ってしまった。

その後、その人は優しかった。

(優しかった・・・と、思うあせあせ(飛び散る汗)
けれど、体を重ねる度に
その人は私を責めた。

どんな風に抱かれたんだ!
他の男にもこんなことしたんだろう!
お前は俺に嘘をついた!だから、もう何を言われても信じられない。

(何度も、殴られた・・・と、思うパンチ
その度に私は
また・・・・自分を責めた。

そして、その人に信じてもらいたい一心で
その人の望むことを全て受け入れた。


これは「デートDV」の典型的なパターンかもしれないね。


殴られることも、罵倒されることも
全て私が悪いから。
許してもらわなければならない。
・・・私はそう、思っていた。


その頃から
私は恐怖で乖離してしまっていたのだと思う。

何となく、ドラマの中で演じているような。
現実であって現実でない不思議な感じ。
自分に起こっている出来事なのに、なぜかスクリーンで映像を見ているような、そんな奇妙な違和感。

紗がかかった青空が・・・セピア色に見えるような・・・

どんどん。私は自分自身を失って行く。
そして、私は
その人が望むような女にならなければ!
そのことだけを考えるようになった。






posted by 凪紗 at 23:56| 初めての暴力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ちょっと休憩

ひらめき共依存についてひらめき


よく、DVを説明する場合に「共依存」という言葉が使われる。

私は
DVに「共依存」という言葉は当てはまらないと思っている。

DVは「マインドコントロール」だと思う。

例えば
ノミを入れた箱に蓋をすれば
蓋を取ってもノミは蓋があった位置までしか飛ばなくなる
本当はもっと高く飛べるのに。
ノミは依存なんかしていない。
ただ、これ以上高く飛んだら蓋に当たるということを学習しただけだ。

DVもこれと同じ。
体や心が受けた痛みや恐怖で、縛られてしまうのだ。

お前はクズだ!
お前は疫病神だ!
お前が決断して実行したことが成功した例があるのか?
何度言ってもわからないんだな!

そんな事を言われ続けて
自尊心の欠片を拾い集めることさえ出来ないほど粉々にされたDV被害者は、「自分自身」など存在しない。
過去も未来も・・・時間軸さえが存在しない。
全神経を加害者に集中させて、今を凌いでいるだけなのだ。
「離婚」を考えない被害者はいないだろう。
だけど、「離婚」などと考えて加害者の意に背くようなことをすると、もっと酷い目に遭うのではないか?
それならば「今、我慢すればいいことだ」と考えるのも無理はない。

しかし、こんなDV被害者の心理はなかなか理解できないだろう。

どう考えても
「離婚すればいーぢゃん!」って一言に尽きるのだから。

加害者は「暴力による支配」という関係に依存しているのかもしれないが
被害者は加害者になど依存してはいない。

ただ・・・
心に体に脳に刻み込まれた恐怖にコントロールされているだけなのだ。

・・・と
私は思う。

心理学の勉強をしたわけじゃないから、言い切るだけの根拠はないんだけどさたらーっ(汗)

私がこの人の側にいて、何とかこの人を変えてあげなくては!
なんてこと思ってる被害者はいないと思うんだけどな。
大抵は
私さえ我慢すれば、何も壊さなくても済む。
私さえ我慢すれば、誰の怒りもかわないで済む。
とかさ。

だけどさ・・・
私が我慢しようがどうしようが
もうとっくに
何もかも壊れてるんだよね。

そんなことが理解できるまでに
私は3年以上かかったさあせあせ(飛び散る汗)



posted by 凪紗 at 00:39| DV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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